瀧谷不動明王寺【瀧谷不動尊】富田林市の開運厄除けスポット

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富田林市にきたら、ぜひ開運と厄除けのために行って欲しいところがあります。富田林市彼方にある瀧谷不動明王寺です。ここは日本三不動の一つとして有名な霊場です。

この記事は、そんな瀧谷不動明王寺の魅力について、富田林市移住歴5年の地元民が境内おすすめポイントや近隣のおすすめ旅館も含め紹介していきたいと思います。

瀧谷不動明王寺 境内おすすめスポット4選

瀧谷不動明王寺の境内は府道202号線を挟み、2つに分かれています。敷地が広く高低差もあるので、ご年配の方や初めて来られる方は大変だと思います。

そこで、ここでは、本堂を含め、境内で人気の高いおすすめな場所を4つほど紹介したいと思います。瀧谷不動明王寺に行こうかと考えている方は読み進めてください。

  • 本堂
  • 法楽殿
  • 瀧行場・瀧不動堂
  • 西国三十三所堂

本堂

不動明王は、弘法大師が高野山へ行く途中、ここで雨乞いのご祈願をし、祈りを込められて彫った霊像と言われています。その不動明王、弘法大師等を祀られているのがこの本堂で、1094年に作られたとされる不動明王像、矜羯羅童子、制咜迦童子の御三体は国の重要文化財に指定されてます。

法楽殿

ここは、昭和39年に作られ、不動明王、厄除け日輪観大師、役行者を祭られている場所で、お堂の前で車の交通安全祈願をします。また、春と秋の第4日曜日には、お堂前にて身体健全などを祈る大護摩供が開催されます。

瀧行場・瀧不動堂

府道202号線より南側の場所にあります。石像不動尊が祀られており、その脇には、滝行するための場所もあります。また、缶に入ったどじょうが置かれており、このどじょうを川へ流すと目がよくなるという習わしがあります。毎月第4日曜日には山伏により護摩供が勤められたりもします。

西国三十三所堂

この弧の字に作られたお堂は、西国三十三所の御本尊を模した三十三体の観音像をお祀りしているところです。三十三か所のお寺の境内の砂を踏みながら礼拝することで、全てお遍路したのと同じ功徳が得られるよう地面に工夫がこらしてあります。

瀧谷不動明王寺とは

平安時代、821年に弘法大師が、国の安全と人々の幸せを祈るために開かれた祈りの場です。もともとは、今の位置から南の富田林市で2番目に高い嶽山の中腹にありましたが、戦乱で焼かれてしまったので、今の場所に移されています。

瀧谷不動明王寺の由来

室町時代初期、一人の盲目の老僧が現れ、瀧谷不動明王のご利益を説き、人々にすすめてご本尊と二童子を安置しました。そして、日夜祈り続けたところ、いつしか目が見えるようになり、いつの間にか立ち去ったとの伝説から、眼病平癒のご利益として信仰されるようになりました。

瀧谷不動明王寺のご利益

不動明王のご利益は、人間の迷いを断ち切り、あらゆる災厄や煩悩を焼き払うことから厄除けの霊場として多くの人が信仰しています。とくに、古くから伝わる「どじょう流し」により、目の病気にご利益があることから様々な分野でご利益をいただけると、人々から信仰されています。交通事情により、2024年から毎月第4日曜日に変更された月例祭には露店も出され、多くの人々のお詣りで賑わっています。

コメント
コメント

春と秋の柴燈大護摩供に参加してみるとわかりますが、何十万本もの護摩木が修験山伏の祈りと手で、炊きあげられていく様子は圧巻です。炎の熱さを肌で感じ、煙にまかれると心が洗われるような気持ちになりました。

また、月に一度の第四日曜日になると大勢の方がお参りに来られ、南側駐車場ではカステラやイカ焼きはもちろん、漬物、干しもの豚まんまなどの露店が並び賑わいを見せ、人の温かみを感じれる時間でもありました。

瀧谷不動明王寺近辺のおすすめスポット4選!

瀧谷不動明王寺でお参りが済めば、ゆっくりしたいと考える人、そうでなくとも、遠方から来られているのであれば、お寺周辺で宿泊したいと考える方もおられるのではないでしょうか?

ここからは、瀧谷不動明王寺近辺の旅館やカフェなどを中心にゆっくりできる場所を紹介していきたいと思います。

車で来られる方や宿泊を考えている方は参考にしていってください。

  • 料亭 門前屋
  • グランドホテル二葉
  • 亀の井ホテル 富田林
  • 古民家彼方 レストラン&カフェ・ドッグラン

料亭 門前屋

明治から続く創業100年の料理旅館。宿泊はもちろん、食事、宴会、法事までできます。とくに、質・量ともに満足な懐石料理は口コミでも評判です。また、自然の中にたたずむ客室からは滝行の様子が見れるなど心も休まる旅館です。

住所〒584-0058 大阪府富田林市大字彼方1943-2
TEL0721-35-2013
営業時間11:00~22:00
サイト料亭 門前屋

グランドホテル二葉

大正から続く旅館ホテルで、参拝、法事はもちろんのこと、宴会、合宿まで利用されています。また、春先には、近くの滝谷公園の満開の桜も客室から楽しめ、最上階の大浴場から見渡せる河内平野もまた、贅沢な展望です。お風呂は外湯もあるので参拝の帰りに利用してみてはいかがでしょうか。

住所〒584-0058 大阪府富田林市彼方243−6
TEL0721-34-2260
チェックイン・アウト
時間
イン:16:00・アウト:10:00
サイトグランドホテル二葉

亀の井ホテル 富田林

富田林市で2番目に高い嶽山の山頂に聳え立つ亀の井ホテルです。富田林市の田園風景と金剛山系を見渡せる露天風呂もおすすめで、天然温泉でもあります。また、ホテル自慢のカニ料理は口コミでも好評で、週末になるとレストランには多くの方が来られています。

住所〒584-0053 大阪府富田林市龍泉880−1
TEL0721-33-0700
チェックイン・アウト時間イン:15:00・アウト:10:00
サイト亀の井ホテル 富田林

古民家彼方 レストラン&カフェ・ドッグラン

古民家カフェで、ネパール料理とカフェがいただけます。また、店内はペットと一緒に食事ができるようペット用のメニューもあり、エリア分けされています。メニューはネパール料理のカレーがメインでデザートのどら焼きはいつも人気のアイテムです。

住所〒584-0058 大阪府富田林市彼方527
TEL0721-34-2023
営業時間8:00~17:00・定休日:水曜日
サイト古民家彼方 レストラン&カフェ・ドッグラン

瀧谷不動明王寺のアクセス

以前、参拝道の府道202号線は毎月28日は全面通行止めとして、歩行者天国として、露店が立ち並ぶ風景が見られました。ただ、ここ最近では時代の流れや、交通事情も考慮して、参拝道の通行止めはなくなりました。

なにぶん、この府道202号線は抜け道でもあるので、交通量が多く、スピードを出す車も多いです。参拝される方は、どうぞお気をつけて上がってきてください。

  • 電車

住所〒584-0058 大阪府富田林市彼方1762
TEL0721-34-0028
開堂時間7:00~16:30
サイト瀧谷不動明王寺

電車

近鉄南大阪線河内長野行 滝谷不動駅 下車徒歩約15分

※バスの運行はなくなりました。

無料駐車場あり

※滝谷不動駅駅からタクシーが出ています。

まとめ

瀧谷不動明王寺は、日本三不動の一つとして有名な霊場で、不動明王さまは人の迷いを立ち煩悩を焼き幸せへと導いてくれる大いなる存在です。

本堂をはじめ境内にはいくつものお堂があり、本堂には不動明王像をはじめとする国の重要文化財が祀られています。瀧行場・瀧不動堂の方では眼病平癒のご利益として、今もどじょう流しが今も行われています。そして、毎月第4日曜日の月例祭では昔ながらの露店も並び、大勢の方たちで賑わっていますまた、瀧谷不動明王寺近辺には創業100年の門前屋をはじめ、新旧いくつかの旅館や食事処が立ち並び参拝者の旅の疲れを癒してくれます。

富田林市にはいくつもの由緒正しい神社仏閣が存在しますが、ここ瀧谷不動明王寺もまた、弘法大師のころから人々が祈るための拠り所としての役割を担い続けてきたお寺です。富田林市へ来たら、ぜひ開運、厄払いも兼ねて参拝してみてはいかがでしょうか。